低コスト新興国株ETF<VWO>を徹底解説!【株価、配当、構成銘柄】

ペン太

VWOってどんな銘柄なの?

まみこ

新興国株を幅広く集めたETFで、低コストが魅力なんだ!

この記事はこんな方にオススメ
  • 新興国株ETFに投資してみたい
  • VWOの配当について知りたい
  • VWOの構成銘柄が知りたい

この記事を書いているのはこんな人

まみこGX(@mamicoooGX)

目次

ETFってなに?

ETFは、Exchange Traded Fundの略で、上場投資信託とも言います。
運用の専門家が、投資家の代わりに運用を行ってくれる点は通常の投資信託と変わりませんが、ETFは株式取引のようにリアルタイムに売買取引をすることができます

ETFと、投資信託はそれぞれ特徴があり、メリットやデメリットがあります。
こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。

低コスト新興国株ETF<VWO>を徹底解説!

ここからは、VWO(バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF)について徹底解説していきます。

VWOの概要

世界三大運用会社の一つである、バンガードが運用します。
VWOは、FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックスに連動するETFです。
FTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックスは、世界の新興諸国の大型株・中型株・小型株をカバーする指標です
新興諸国とは主に、中国、台湾、インド、ブラジル、南アフリカなどを指します

なお、インデックス連動にあたっては、サンプリング法を用いています。

ETFの概要をまとめると、次のとおりです。

名称バンガード・FTSE・エマージング・マーケッツETF
ティッカーVWO
ベンチマークFTSEエマージング・マーケッツ・オールキャップ(含む中国A株)・インデックス
資産分類株式
経費率0.10%
構成銘柄5,018銘柄
設立日2005年3月4日
純資産総額約665億$
※2020年11月30日時点

構成銘柄が5,000を超えており、全世界の新興国株に幅広く投資できるETFとなっています。

新興国株のインデックスファンドは、米国株などのインデックスファンドと比べて経費率が高くなりやすい傾向にあります。
例えば、同じバンガード社のS&P500指数に連動するVOOと比較してみます

ファンド名経費率
VOO(S&P500)0.03%
VWO(新興国株)0.10%

このように、連動するベンチマークによって経費率に差が出ることがわかります。
とはいえ、新興国株インデックスファンドの中でも、VWOは特に経費率の低いETFとなっています
他に新興国株インデックスファンドとして、ステートストリート社のSPEMというETFもありますが、このETFの経費率は0.11%の僅差となっています。

VWOのチャート

VWOが設立された、2005年3月4日からのチャートの推移は次のとおりです。
青いチャートがVWO、オレンジのチャートはアメリカのS&P500指数を示しています。

画像出典:TraddingView

2008年のリーマンショック後、中国が約60兆円の景気対策を行ったことでいち早く立ち直り、一時的に新興国ブームとなりました。
しかし2011年頃の水準をキープしたまま右肩上がりには伸びず、結局アメリカに抜かれることになりました。

下がる時は米国株に連動するようなチャートの動きを見せるものの、上昇にはなかなか転じないというところです。
ただ現在の株価は上昇局面にあり、2011年や、数年間の不振から力強い回復を見せた2017年の水準に達しています

VWOの配当日、配当利回り

VWOの配当日は、3月、6月、9月、12月の年4回です。
それぞれの前年同期比は、3月が約29%減、6月が約39%減、9月が約18%減となっています
そして、

2020年12月21日に、前年同期比で約46%の減配が発表されました。

過去12か月分配金配当利回りを、発表されたばかりの2020年12月配当を反映させて計算すると、1.92%です

「過去12か月分配金配当利回り」ってなに?

直近12ヶ月間に支払われた分配金額を、直近のファンドの基準価額で割ることで求められます。

どうしてそのような求め方をするの?

ETFは、株式のように株主総会で配当金を決定するわけではありません。

配当などの収益から経費率を差し引いて、分配することになっています。

この計算方法は、「投資信託」と同様です。

2019年に前年比31%増と大きく増配していた反動と、コロナショックの影響も重なり、大きく減配となりました。
リーマンショック時の2008年から2009年にかけても大きく減配しており、インカムゲイン狙いの投資はリスクが伴います

インカムゲインとは

株式や債券などの金融資産を保有中に得られる収益のことです。
また、売却して得られる利益のことを、キャピタルゲインといいます。

VWOの市場別比率

VWOは多くの新興国のほかに、ギリシャやクウェートといった、ベンチマーク上は新興国に含まれない国の株式も一部含まれています。
市場別比率は次のとおりです。

※2020年11月30日時点

いわゆる、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)と台湾で約4分の3を占めています。
なおベンチマークとなっているFTSEインデックスでは、韓国を先進国扱いとしているため、構成に含まれていません。

VWOの構成銘柄

VWOは、2020年11月30日時点で5,018銘柄で構成されています。
組入上位10銘柄と、その他の銘柄との構成比率は次のとおりです。

※2020年11月30日時点
※2020年11月30日時点

VWOは、5,000を超える銘柄で構成されているものの、上位10銘柄で約4分の1を占めています
構成比率第1位は、企業間取引のオンラインマッチングサイト「Alibaba.com」やQRコード決済のアリペイで有名な中国のアリババです。
第2位のテンセントは、中国の大手IT企業で、SNSアプリ「Wechat」やQRコード決済の「Wechat Pay」が有名です。
第3位の台湾セミコンダクターは、世界最大級の半導体製造メーカーです。
ほかに、インドや南アフリカ市場の銘柄が上位10銘柄に含まれていますね。

VWOのセクター比率

VWOのセクター比率は次のとおりです。

※2020年11月30日時点

上位3セクターで6割を占めています。
上位3セクターに含まれる企業をいくつか抽出してみます。

テクノロジー
  • テンセント(700)
  • 台湾セミコンダクター(TSM)
金融
  • 中国建設銀行(939)
  • 中国平安保険(2318)
一般消費財
  • アリババ(BABA)
  • JD.com(JD)

上位3セクターは、上位10銘柄にも多く含まれています。
その中でも、中国や台湾の企業ばかりです。
中国や台湾国内で、これらのセクターが台頭していることがわかりますね

中国建設銀行は、中国の国有商業銀行の一つで、中国の四大商業銀行とされています。
JD.comは北京に本社を置くECサイトで、家電・PC・家具・衣類・食品・書籍などをネット販売しています。

VWOのメリット、デメリット

新興国株ETFであるVWOに投資する上でのメリット、デメリットを整理します。

VWOに投資するメリット

メリット
  • 新興国株ETFの中でも、圧倒的に経費率が低い
  • BRICsを中心に、新興国株に幅広く投資できる
  • アリババやテンセントなど、今伸びている企業に比率高めで投資できる

VWOに投資するデメリット

デメリット
  • 株価が下がると減配しており、インカムゲインはあまり期待できない。
  • 中国と台湾で過半数を超えており、両国株の業績が大きく影響する。
  • これまで右肩上がりのチャートにはなっておらず、伸び悩んでいる。

低コスト新興国株ETF<VWO>を徹底解説! まとめ

ペン太

VWOのことが何となくわかったよ。

まみこ

私は、いつ新興国の時代がきてもいいように、全世界株投資信託を買ったり、VWOを少しだけ買ったりしているよ。

ここまで、低コスト新興国株ETFであるVWOについて徹底解説してきました。
重要なポイントをまとめると、次のとおりです。

  • VWOは、BRICsや台湾を中心に、新興国株に幅広く投資できる
  • VWOの配当は景気による変動が激しく、インカムゲインはあまり期待できない。
  • チャートも右肩上がりとはいえず、全体的に見てハイリスクなETFである。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事を読んでいただいた方の中には、私と同じような、投資ブロガーの方も多いですよね。
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ぜひ併せてご覧ください^^

まみこでした。

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