NASDAQ100指数連動ETF<QQQ>を徹底解説!【VOOやVGTと比較】

ペン太

QQQってどんな銘柄なの?

まみこ

「GAFAM+α」に集中投資できるETFだよ!

この記事はこんな方にオススメ
  • 米国株ETFに投資してみたい
  • QQQの構成銘柄が知りたい
  • VOOやVGTとの違いを知りたい

この記事では、NASDAQ100指数に連動するETFである、QQQについて分析します。
米国S&P500指数に連動するETFであるVOOや、米国の情報技術セクターETFであるVGTと比較しながら解説します
QQQ、VOO、VGTは比較されることが多く、この記事を読めば、どのETFに投資するのが良いか判断することができます。

この記事を書いているのはこんな人

まみこGX(@mamicoooGX)

目次

ETFってなに?

ETFは、Exchange Traded Fundの略で、上場投資信託とも言います。
運用の専門家が、投資家の代わりに運用を行ってくれる点は通常の投資信託と変わりませんが、ETFは株式取引のようにリアルタイムに売買取引をすることができます

ETFと投資信託は、それぞれ特徴があり、メリットやデメリットがあります。
こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。

NASDAQ100指数連動<QQQ>を徹底解説!

ここからは、QQQ(インベスコQQQトラスト・シリーズ1)について徹底解説していきます。

QQQの概要

米ジョージア州を拠点とする独立系資産運用会社である、インベスコが運用します。
QQQは、NASDAQ100指数への連動を目指すインデックスETFです。
NASDAQ100指数は、NASDAQ市場に上場している企業の中でも、時価総額が大きい非金融企業100社で構成されます

概要をまとめると、次のとおりです。

名称インベスコQQQトラスト・シリーズ1
ティッカーQQQ
ベンチマークNASDAQ100指数
資産分類株式
経費率0.20%
構成銘柄102銘柄
設立日1999年3月10日
純資産総額約1,560億$
※2020年12月31日時点

経費率、構成銘柄、設立日について、VOOやVGTと比較してみましょう。

QQQVOOVGT
経費率0.20%0.03%0.10%
構成銘柄102509343
設立年1999年2010年2004年

QQQは、経費率が高く、構成銘柄が少なく、設立年が古いという特徴があります。

設立年が古いことは、たくさんの不景気を経験していることから、当時の値動きをチェックすることに役立ちます。
構成銘柄が少ないことは、優良銘柄に集中投資できるという考えもある反面、分散が足りていないと考えることもできます。
QQQの構成銘柄はGAFAMを含む102社で、GAFAMだけで全体の4割を占めています
「GAFAM+α」に集中投資できるETFというイメージをするとわかりやすいですね。

構成銘柄については、後ほど詳しくご紹介します。

QQQのチャート

QQQが設立された、1999年3月10日からのチャートの推移は次のとおりです。
青がQQQ、オレンジがS&P500指数、青緑がVGTのチャートをそれぞれ示しています
(VOOは設立年が新しいため、比較しやすいようにS&P500指数で代用しています。)

画像出典:TraddingView

QQQは、S&P500指数以上のパフォーマンスを発揮していることがわかります。
これは、近年のGAFAMが大きく業績を伸ばしたことが関係しています。
S&P500指数にもGAFAMが含まれていますが、GAFAMにより集中的に投資できるQQQの方がパフォーマンスが良くなったということです

また、NASDAQに限らずGAFAMを含む情報技術セクターに投資するVGTは、更に良いパフォーマンスを発揮しました。

QQQの配当利回り

QQQ、VOO、VGTの過去12ヶ月分配金利回りは、次のとおりです。

QQQ0.69%
VOO1.57%
VGT0.76%

過去12か月分配金利回りでは、VOOが最も良いですね。
QQQやVGTは、インカムゲインよりもキャピタルゲインを期待するETFということになります

インカムゲインとは

株式や債券などの金融資産を保有中に得られる収益のことです。
また、売却して得られる利益のことを、キャピタルゲインといいます。

「過去12か月分配金利回り」ってなに?

直近12ヶ月間に支払われた分配金額を、直近のファンドの基準価額で割ることで求められます。

どうしてそのような求め方をするの?

ETFは、株式のように株主総会で配当金を決定するわけではありません。

配当などの収益から経費率を差し引いて、分配することになっています。

この計算方法は、「投資信託」と同様です。

よりインカムゲインを狙える米国株ETFとして、SPYDがあります。
こちらの記事で詳しく解説しています。

構成銘柄で比較(QQQ、VOO、VGT)

ここからは、QQQ、VOO、VGTの3つのETFを構成銘柄で比較していきます。

QQQの構成銘柄

QQQは、2020年12月31日時点で102銘柄で構成されています。
組入上位10銘柄と、その他の銘柄との構成比率は次のとおりです。

※2020年12月31日時点
※2020年12月31日時点

アルファベットのクラスAとクラスCがありますが、いずれもGoogleを運営するアルファベットです。
議決権があるのがクラスA、ないのがクラスCとなっていて、それ以外に大きな違いはありません。

GAFAMのほかに、電気自動車で大きくシェアを伸ばしているテスラなどが含まれています。
上位3セクターで全体の85%を占めています。
NASDAQは「新興企業向け」の株式市場ですが、その中でもこの3セクターが大きく業績を伸ばしていることがわかります

QQQとVOOの構成銘柄を比較

※いずれも2020年12月31日時点
kここm※※2020年12月31日時点

構成銘柄はとても似ていることがわかりますが、注目ポイントは「比率」です。
いずれもGAFAMが上位10銘柄に入っています。
ただしGAFAMの構成比率は、QQQが39.83%、VOOが21.68%です

またVOOには、金融セクターのBRKやJPM、ヘルスケアセクターのJNJが上位10銘柄に入っています。
VOOは情報技術セクターが3割弱を占めるものの、幅広いセクターに分散投資されています。

QQQとVGTの構成銘柄を比較

※いずれも2020年12月31日時点

VGTは、情報技術セクターに集中投資するETFです。
QQQはGAFAMが全体の40%を占めていますが、VGTはアップルとマイクロソフトのみです
フェイスブックとアルファベットは通信、アマゾンは一般消費財セクターとなるため、VGTの構成に含まれていません。

VGTは300を超える銘柄で構成されていますが、アップルとマイクロソフトで全体の3分の1を占めています。
アップルやマイクロソフトを中核として、情報技術セクター全体が今後も大きく成長すると予想する投資家にピッタリなETFですね。

iFreeNEXT NASDAQ100インデックスと比較

同じくNASDAQ100指数に連動する「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」という投資信託があります。
楽天証券で、QQQとiFreeNEXT NASDAQ100インデックスを買う場合の手数料を比較してみましょう。

QQQiFreeNEXT
買付手数料0.495%無料
運用コスト(年率)0.20%0.495%
最低投資金額約34,000円100円
分配金指定方法で受取受取か再投資か選択

QQQは買付手数料がかかるものの、運用コストはiFreeNEXTの半分という特徴があります
iFreeNEXTは100円から買うことができるので、毎月積立や毎日積立によってドルコスト平均法を実践しやすくなります。
次のように整理することができます。

  • 少額からコツコツ買いたいという人は、iFreeNEXT
  • まとまった金額で買い付けることが可能な人は、QQQ

まとまった金額で買うことができるのであれば、運用コストの安いQQQの方がオススメですね

投資信託とETFの違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

QQQのメリット、デメリット

NASDAQ100指数連動するETFである、QQQに投資する上でのメリット、デメリットを整理します。

QQQに投資するメリット

メリット
  • GAFAM+αに集中的に投資できるETFである
  • 近年はS&P500指数以上のパフォーマンスを発揮している
  • 同種の投資信託と比較して、運用コストが半分以下である

QQQに投資するデメリット

デメリット
  • インカムゲインはあまり期待できない
  • ETFの中では、経費率が高めに設定されている
  • GAFAMの業績がパフォーマンスを大きく左右する

将来的にNASDAQ100指数に採用されることが期待される、NASDAQ Q-50という指数があります。
このNASDAQ Q-50指数に連動する投資信託が、2021年1月に運用開始されました
こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ併せてご覧ください。


NASDAQ100指数連動ETF<QQQ>を徹底解説! まとめ

ペン太

QQQのことが何となくわかったよ。

まみこ

NASDAQ100指数に期待するなら、ぜひ買っておきたいETFだね!

ここまで、NASDAQ100指数に連動するETFであるQQQについて徹底解説してきました。
重要なポイントをまとめると、次のとおりです。

  • QQQは、GAFAM+αに集中投資できるETFで、近年はS&P500指数のパフォーマンスを上回る
  • QQQは、同種の投資信託と比べて、運用コストが半分以下である
  • QQQは、インカムゲインよりもキャピタルゲインに期待するETFである

最後まで読んでいただきありがとうございます。
米国株や米国ETFの買い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

まみこでした。

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