三菱UFJリース<8593>を徹底分析!【高配当かつ連続増配中の成長株】

ペン太

三菱UFJリースってどんな会社なの?

まみこ

三菱UFJフィナンシャル・グループの主要中核5社の一つで、リース事業の大手だよ!

この記事はこんな方にオススメ
  • 日本株を買いたいけど、なにを買ったらいいかわからない
  • 三菱UFJリースがどんな企業か知りたい
  • 三菱UFJリースの業績が知りたい

投資初心者向けの記事をまとめた、「投資の始め方。」という記事を公開しています。
本記事を読む中で、よくわからないと感じることがあれば、覗いてみてください。

この記事を書いているのはこんな人

まみこGX(@mamicoooGX)

目次

三菱UFJリース(8593)の事業概要

画像出典:Unsplash

ここからは、三菱UFJリースが行っている事業について解説していきます。

三菱UFJリースの会社概要

三菱UFJリース株式会社(みつびしユーエフジェイリース、英 Mitsubishi UFJ Lease & Finance Company Limited)は、東京都千代田区丸の内に本社を置く業界3位の大手総合リース会社。三菱グループの中核リース会社である。東京証券取引所市場第一部上場。コーポレートスローガンは「Value Integrator」。

ウィキペディア(Wikipedia)から引用

リース事業とは、お客さんが必要な設備などを代わりに購入して、お客さんに貸し出しをすることで収益を得る事業です。

似たもので「レンタル事業」がありますが、レンタル事業は、需要があるものなどをあらかじめ事業者側が用意して、不特定多数の人に貸して収益を得る事業です。
「お客さん」が主体なのか、貸し出す「モノ」が主体なのかが異なります

過去には、同じくリース事業を行っている銘柄としてオリックスを分析しています。
ぜひ併せてご覧ください。

なお、2021年4月1日から日立キャピタルを吸収合併することが、2020年9月24日に発表されました。
新名称は、「三菱HCキャピタル株式会社」となることが2020年11月11日に発表されました。

国内・海外カスタマービジネス

リース、レンタル、中古機器売買などの事業を行います。
情報関連機器や工場の工作機械、熱源設備、店舗施設などを主に取り扱っています。

航空事業

航空機リースやエンジンリースなどを主に行っています。

不動産事業

ユーザーの仕様に合わせて建物を建設して賃貸する不動産リースを行っています。
また、古いビルの改修などによってバリューアップを図る不動産再生投資や、アセットマネジメント事業を行っています。

ロジスティクス事業

船舶ファイナンス、海上コンテナリース、鉄道貸車リースなどを行っています。

環境・エネルギー事業

太陽光発電事業を中心に、再生可能エネルギービジネスを行っています。

ヘルスケア事業

医療機器リース、病院の開業支援、医療機器の中古販売などを行っています。

インフラ・企業投資

国内外のインフラプロジェクトに対するファイナンスの提案を行うほか、PFI事業を行っています。

PFI事業とは

PFI事業とは、民間の資金やノウハウを活用して、公共施設の整備・維持管理などを行う事業です。


三菱UFJリース(8593)の株価分析!

画像出典:Unsplash

ここからは、さまざまな指標から三菱UFJリースの株価を分析していきます。
なお、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いいたします。

株価指標と配当利回り

三菱UFJリースの株価指標と配当利回りは次のとおりです。

株価482円
年間配当25.50円
配当利回り5.29%
発行株式数895,834,160株
時価総額431,792百万円
予想当期利益61,600百万円
予想PER7.00倍
PBR0.55倍
※2020年12月25日終値時点

配当利回りが5%を超えているので、なかなかの高配当銘柄であると言えます。

三菱UFJリースは東証33業種では、「その他金融業」に分類されています。
2020年11月の業種別平均では、その他金融業はPERが8.6倍、PBRが0.4倍となっています。

他社のリース事業の予想PER、PBRと比較してみます。

銘柄予想PERPBR
三菱UFJリース(8593)7.00倍0.55倍
オリックス(8591)9.88倍0.63倍
東京センチュリー(8439)21.43倍1.70倍
※2020年12月25日終値時点

他2社や業種別平均と比較した結果、三菱UFJリースの現在の株価は、PER・PBRともに割安と言えます

なお、年初来の株価変動は次のとおりです。

画像出典:Trading View

2020年の年初来高値は2月6日の728円です。
コロナショックにより急落しましたが、年初来安値を記録したのは10月30日の437円でした。
暴落直後の3月27日や、6月初旬に570円~590円台の高値を記録しています。

株価変動に影響を与えたと思われるようなニュースは次のとおりです。

  • 8月7日に第1四半期決算を発表。同日473円だった株価が、8月13日に515円まで回復
  • 9月24日に「日立キャピタルを吸収合併」という発表があってから株価が下がり、年初来安値437円を記録
  • 11月11日に第2四半期決算と、増配となる見込みであることを発表。株価が496円まで回復。

株主優待

画像出典:Pixabay

三菱UFJリースに、株主優待はありません。

配当金、配当性向

配当性向とは、当期純利益のうちどれだけを配当金として株主に還元するかをパーセンテージで表したものです。
ちなみに、優待券は配当性向には含まれません。

配当性向が高すぎる企業は今後の経営に不安が残りますし、安定した経営をしているのに配当性向が低い企業は投資家から避けられてしまいます。
一般的に配当性向は30%前後が目安とされています。

三菱UFJリースの配当金と配当性向の推移は、次のようになっています。

配当金配当性向
11年3月5円17.0%
12年3月6円15.5%
13年3月6.5円16.0%
14年3月8円18.9%
15年3月9.5円19.2%
16年3月12.3円20.0%
17年3月13.0円21.8%
18年3月18円25.2%
19年3月23.5円30.4%
20年3月25円31.8%
21年3月(予想)25.5円37.0%

三菱UFJリースは、これまでに21期連続増配を達成しており、21.3期も増配見込みです
2021年3月期の決算では、配当金予想が25.5円で、予想配当性向37%となっています。

三菱UFJリースは、コロナショックの影響で減益となる見込みです。
しかし、継続的かつ安定的な配当を行うという株主還元方針と連続増配実績を尊重した形となりました
そうは言っても、予想配当性向が高すぎるわけではないので、何も心配する必要はありません。

売上高・経常利益の推移

三菱UFJリースの売上高と経常利益の推移は次のようになっています。

※左軸:売上高、右軸:経常利益

順調に右肩上がりに伸びており、20.3期には過去最高売上高・過去最高益を記録しました
21.3期はコロナショックなどにより、航空事業やロジスティクス事業が大打撃を受けて大きな減益となる見込みですが、その他のセグメントが堅調に業績を伸ばしています。
21.3期の市場予想は、売上高8,834億円、経常利益873億円となっており、最小限の減収減益に落ち着きそうです


キャッシュ・フローの推移

キャッシュ・フローは、現金の動きを表したものです。
三菱UFJリースのキャッシュ・フローの推移は次のとおりです。

※単位は百万円

本業のお金の動きを表す営業CFがほとんどの年でマイナス、財務CFが年々増加となっています。
一般的には悪い指標ですが、これはリース事業においては成長株であるという風に捉えられます。

当期に回収したリース料以上に、新しいリース契約のための在庫(賃貸資産)を増やし続けています
20.3期まで好調に業績を伸ばしているので、在庫への投資を増やし続けるのは当然ですね。

ただし、コロナショックにより航空事業などが大きな打撃を受けたように、リース事業は景気の影響を受けやすい性格があります。
在庫をリースできなければ大きな負債を抱えることになるので、リース事業はそれなりのリスクを抱えていることを理解しておきましょう

なお、それぞれのキャッシュ・フローの意味を簡単に説明すると、次のようになります。

営業活動によるキャッシュ・フロー(営業CF)

本業における資金の動き

  • 税引前当期純利益
  • 減価償却費 など
投資活動によるキャッシュ・フロー(投資CF)

設備投資など、将来に向けたキャッシュ・フロー

  • 定期預金の増減
  • 固定資産の取得・売却
  • 有価証券の取得・売却 など
財務活動によるキャッシュ・フロー(財務CF)

資金調達活動によるキャッシュ・フロー

  • 短期借入による増減
  • 長期借入による収入、借入金返済による支出
  • 株主への配当金の支払い など
現金及び現金同等物
  • 現金(紙幣・硬貨)
  • 普通預金・当座預金
  • 預入期間が3か月以内の定期預金 など
フリーキャッシュ・フロー(フリーCF)

自由に使えるお金という意味。
「営業CF」と「投資CF」を足すことで求められる。

三菱UFJリースの第2四半期決算内容

2020年11月11日に、三菱UFJリースの第2四半期決算が公表されました。
連結経常利益の、第2四半期累計(2020年4月1日から2020年9月30日)は、331億円でした。
これは、前年同期比40.0%減となっています。

第2四半期累計のセグメント利益は243億円で、前年同期比36.5%減です。
セグメント別の増減は次のとおりです。

セグメント増減
カスタマービジネス1.3%
航空事業△74.6%
不動産事業12.0%
ロジスティクス事業△60.9%
環境・エネルギー事業△19.8%
ヘルスケア事業7.6%

前述したとおり、航空やロジスティクスで大きな減益となっています。
環境・エネルギーの減益は、前年同期に計上した売却益の反動によるものです。
不動産投資先における大口売却や再開発事業などにより、不動産事業は前年同期比プラスとなりました。

三菱UFJリース(8593)を徹底分析! まとめ

ここまで、三菱UFJリースについて事業概要や株価について徹底分析してきました。
重要なポイントをまとめると、次のとおりです。

  • 三菱UFJリースは高配当で21期連続増配中!今期も増配見込み。
  • 三菱UFJリースは20.3期に過去最高益を記録するなど、業績好調
  • 三菱UFJリースは積極的に在庫を補充しており、今後も成長が期待されるが、景気敏感株である

こちらの記事では、三菱UFJリースの第3四半期決算を分析しています。
決算内容のほか、主要トピックについても解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

まみこでした。

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