MUFG<8306>が21.3期3Q決算を発表!【Eco通帳推進、リモート観光へ出資】

ペン太

この前紹介した三菱UFJフィナンシャル・グループは、最近どうなの?

まみこ

2月4日に、第3四半期決算が発表されたよ!

この記事はこんな方にオススメ
  • 日本株を買いたいけど、なにを買ったらいいかわからない
  • MUFGがどんな銘柄か知りたい
  • MUFGの最新の業績を知りたい

この記事では、2021年2月4日に発表された三菱UFJフィナンシャル・グループ(以下、「MUFG」)の2021年3月期第3四半期決算の内容についてご紹介します。
過去の業績や財務指標については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

この記事を書いているのはこんな人

まみこGX(@mamicoooGX)

目次

MUFG(8306)の事業概要

画像出典:Unsplash

ここからは、MUFGが行っている事業について解説していきます。

MUFGの会社概要

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(みつびしユーエフジェイフィナンシャルグループ、英語: Mitsubishi UFJ Financial Group, Inc. 、略称: MUFG)は、日本の金融持株会社である。

Wikipedia(三菱UFJフィナンシャル・グループ)より引用

持株会社とは、他社を支配することを目的に、株式を多数保有することを事業としている会社です。
ホールディングカンパニーとも呼ばれます。
その中でも金融持株会社とは、持株子会社の大半が金融事業を行っている持株会社のことを言います

MUFGは、次の5社を中核とした「総合金融グループ」です。

  • 三菱UFJ銀行
  • 三菱UFJ信託銀行
  • 三菱UFJ証券ホールディングス
  • 三菱UFJリース
  • 三菱UFJニコス

例えば、三菱UFJリースは高配当で、22期連続増配を達成している優良銘柄です。
こちらの記事で詳しく解説しています。

MUFGは、次の7つを報告セグメントとしています。

  1. 法人・リテール事業本部
  2. コーポレートバンキング事業本部
  3. グローバルCIB事業本部
  4. グローバルコマーシャルバンキング事業本部
  5. 受託財産事業本部
  6. 市場事業本部
  7. その他

順に解説していきます。

法人・リテール事業本部

国内の個人、中小企業などに対する金融、不動産及び証券代行に関するサービスの提供を行います。

コーポレートバンキング事業本部

国内外の日系大企業に対する金融、不動産及び証券代行に関するサービスの提供を行います。

グローバルCIB事業本部

非日系大企業に対する金融サービスの提供を行います。

グローバルコマーシャルバンキング事業本部

海外の出資先商業銀行における個人、中小企業などに対する金融サービスの提供を行います。

受託財産事業本部

国内外の投資家、運用会社等に対する資産運用や資産管理サービスの提供を行います。

市場事業本部

顧客に対する為替・資金・証券サービスの提供を行うほか、市場の資金繰り管理業務などを行います。

その他事業

上記事業本部に属さない管理業務等を行います。


MUFG(8306)が第3四半期決算を発表!

画像出典:Unsplash

2021年2月4日に、MUFGの第3四半期決算が発表されましたので、その内容を解説していきます。
なお、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いいたします。

株価指標と配当利回り

MUFGの株価指標と配当利回りは次のとおりです。

株価553.5円(+52.4円)
年間配当25円
配当利回り4.51%(△0.48%)
発行株式数13,581,995,120株
時価総額7,517,634百万円
予想当期利益618,217百万円
(△14,923百万円)
PER11.85倍(+1.12倍)
PBR0.43倍(+0.04倍)
※2021年2月18日終値時点(増減記載は同年1月14日との比較)

株価は、前回記事をアップした2021年1月14日終値から52.4円(+10.45%)値上がりしました。
配当利回りはだいぶ下がりましたが、依然として4%台の高配当銘柄です。

また、予想当期利益が少し下がった割に株価が上がっているので、PERが若干高くなりました

2021年1月の「銀行業」業種別平均では、PERは8.8倍、PBRは0.4倍となっています。
他社銀行業と、予想PER、PBRを比較してみます。

銘柄予想PERPBR
MUFG(8306)11.85倍0.43倍
三井住友FG(8316)12.78倍0.45倍
みずほFG(8411)11.36倍0.45倍
りそなHD(8308)8.28倍0.44倍
新生銀行(8303)9.21倍0.35倍
※2021年2月18日終値時点

業種別平均や、銀行業大手と比較すると、MUFGの現在の株価はPERはやや割高、PBRは平均水準であると言えます

PER・PBRの考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。


過去3ヶ月の株価変動は次のとおりです。

画像出典:Trading View

過去3ヶ月では、2020年12月11日の441.4円が最安値で、翌2月16日の568.8円が最高値となっています。
その値上がり幅は127.4円(28.86%)にも及び、短期間で大きく値上がりしたことがわかります

株価変動に影響を与えたと思われるようなニュースは次のとおりです。

  • 11月13日、第2四半期決算(日本基準)を発表。
  • 12月30日、第2四半期決算(米国基準)を発表。
  • 1月5日、米国連邦議会上院選2議席の決選投票で、2議席とも民主党が獲得
  • 2月4日、第3四半期決算を発表。
  • 2月12日、「自己資本比率について」発表

民主党の大統領で、かつ上下両院で民主党が多数派となる「トリプルブルー」が実現しました。
バイデン大統領が掲げる大規模なインフラ投資などの政策が、実行されやすくなるという見方が広まりました。
これによって米国の金利上昇が見込まれ、日本でも銀行株の株価が軒並み上昇しました

株主優待

画像出典:Pixabay

MUFGには、株主優待はありません。

第3四半期決算の概要

2021年2月4日に、MUFGの2021年3月期第3四半期決算が公表されました。
連結経常利益は、約8,406億円でした。
これは、前年同期比22.7%減となっています。

セグメント別の利益および増減は次のとおりです。

セグメント利益(円)前年同期比
法人・リテール事業本部1,727億△13.5%
コーポレートバンキング事業本部1,471億△15.4%
グローバルCIB事業本部1,032億△10.6%
グローバルコマーシャルバンキング事業本部2,106億+34.0%
受託財産事業本部561億+9.72%
市場事業本部4,124億+36.5%
その他△1,200億赤字⇒赤字
9,822億+11.0%

前年同期比で、増益となっているセグメントと減益となっているセグメントがありますが、全体では増益です
コーポレートバンキングでは、今般の情勢により、企業の資金需要が高まって貸出資金収益が増えたものの、米国金利低下などにより減益となりました。
グローバルコマーシャルバンキングでは、米国金利低下に伴って、米国のMUFGユニオンバンクでは金利収益が減少したものの、タイのクルンシィでは預金・貸出残高の増加や、経費削減などにより、増益となりました。




Eco通帳への申し込み件数に応じた社会貢献活動

画像出典:Pixabay

Eco通帳は、紙の通帳の代わりにスマホやパソコンで明細を確認できる三菱UFJ銀行のサービスです。
このEco通帳の新規・切換え申し込み件数に応じて、約10万本の植樹と10年間の育成費総額5億円を、認定NPO法人環境リレーションズ研究所に対して寄附します。

紙の通帳が減るだけでもエコになりますが、通帳発行が必要なくなって浮いたお金で、更に植樹活動に貢献するということです。
ESG投資の観点から、環境に配慮した取り組みを行うことは企業にとって必須要件です

リモート観光プラットフォームの開始

画像出典:Unsplash

MUFGと三菱UFJ銀行が設立した一般社団法人関西イノベーションセンターは、2021年2月に開業を予定している会員制イノベーション創出拠点の名称を、「MUIC Kansai(ミューイックカンサイ)」に決定しました。

MUIC Kansaiは、関西経済の活性化と2025年大阪・関西万博の成功に貢献することを目的としています。

MUIC Kansaiの課題解決プログラム第1弾として、「リモート観光プラットフォーム」を構築します。
今般の情勢によって、観光産業需要は大きく落ち込んでおり、観光地や観光ガイドは苦境に立たされています。
そこで、「リモート観光インフラ」を構築することで、サービスの提供機会を創出します

具体的には、観光ガイドがカメラを使って実際に観光案内を行い、旅行者はそれをリアルタイムで鑑賞します。
ガイドとユーザーが会話することで、理解を深めてもらうようです。

配当金は維持見込み

第3四半期決算が発表されましたが、配当予想について修正はありませんでした。
通期の配当予想は、前期比維持の25円となっています

コンセンサス予想の当期利益で、配当性向を計算します。

当期利益予想618,217百万円
EPS45.51円
配当性向54.93%

MUFGは「株主還元方針」で、配当性向40%をめざすとしています。
目標に対しては少し高めの配当性向ですが、高すぎることもないので、当面心配は必要ないでしょう

売上高、キャッシュフロー、配当推移など

MUFGの過去の売上高やキャッシュフロー、配当推移などは、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

MUFG(8306)が21.3期3Q決算を発表! まとめ

ペン太

最近のMUFGのことがなんとなくわかったよ。

まみこ

高配当株投資において、有名な銘柄の一つだね。

ここまで、MUFGの21.3期第3四半期決算内容について解説してきました。
重要なポイントをまとめると、次のとおりです。

  • MUFGなどの株価は、米国金利上昇への期待感から大きく上昇している。
  • MUFGは、Eco通帳の取り組みなどによって環境に配慮した事業運営を行っている。
  • MUFGの配当金は維持見込み。配当性向も適正ラインで問題なし。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
日本株投資なら、1株から買うことができるSBIネオモバイル証券がオススメです。
その5つの理由について解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

まみこでした。

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