4℃ホールディングス<8008>を徹底分析!【連続増配かつ優待株】

ペン太

今気になっている銘柄って何かある?

まみこ

4℃ホールディングスだね!

ペン太

どんなところが魅力なの?

まみこ

株主優待があって、連続増配企業だよ!

この記事はこんな方にオススメ
  • 日本株を買いたいけど、なにを買ったらいいかわからない
  • 4℃ホールディングスがどんな企業か知りたい
  • 4℃ホールディングスの業績が知りたい

1月6日に第3四半期決算が発表されたばかりの、4℃ホールディングスを分析します。
この記事を読めば、さまざまな指標から4℃ホールディングスに投資するかどうか判断することができます

また、投資初心者向けの記事をまとめた、「投資の始め方。」という記事を公開しています。
本記事を読む中で、よくわからないと感じることがあれば、覗いてみてください。

この記事を書いているのはこんな人

まみこGX(@mamicoooGX)

目次

4℃ホールディングス(8008)の事業概要

画像出典:Unsplash

ここからは、4℃ホールディングス(以下「4℃」)が行っている事業について解説していきます。

4℃の会社概要

株式会社ヨンドシーホールディングス(英: YONDOSHI HOLDINGS INC.)は、ジュエリーブランド「4℃」を展開するエフ・ディ・シィ・プロダクツと、アパレル小売り・卸売り事業を展開するアスティとによる持株会社。

Wikipedia(ヨンドシーホールディングス)から引用

持株会社とは、他社を支配することを目的に、株式を多数保有することを事業としている会社です。
ホールディングカンパニーとも呼ばれます。

ジュエリー事業

F.D.C.PRODUCTSグループとして、「4℃」、「4℃ BRIDAL」、「Canal 4℃」などのジュエリーブランドを展開しています。
商品企画・デザインから、製造・販売までを一貫して手がけています。

アパレル事業

アスティグループは、アパレル・バックメーカー事業、中小量販店(ホールセール)事業を行うほか、不動産賃貸事業も展開しています。
また子会社のアージュ(age)は、デイリーファッション「パレット」を西日本へチェーン展開しています。


4℃ホールディングス(8008)の株価分析!

画像出典:Unsplash

ここからは、さまざまな指標から4℃の株価を分析していきます。
なお、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いいたします。

株価指標と配当利回り

4℃の株価指標と配当利回りは次のとおりです。

株価2,031円
年間配当81.00円
配当利回り3.98%
発行株式数24,331,356株
時価総額49,416百万円
予想当期利益2,000百万円
予想PER21.79倍
PBR1.09倍
※2021年1月6日終値時点

配当利回りは3%後半となっており、株主優待があることも踏まえればとても魅力的です。

4℃は東証33業種では、「小売業」に分類されています。
2020年12月の業種別平均では、小売業はPERが36.8倍、PBRが2.1倍となっています。

他社の「小売業」の予想PER、PBRと比較してみます。

銘柄予想PERPBR
4℃ホールディングス(8008)21.79倍1.09倍
エステールホールディングス(7872)16.19倍0.49倍
ツツミ(7937)287.97倍0.51倍
イオン(8267)92.25倍2.78倍
セブン&アイ・HLDGS(3382)23.68倍1.25倍
※2021年1月5日終値時点

エステールやツツミは、ジュエリーブランドを展開する企業です。
イオンやセブン&アイは、スーパーなどを展開する小売業大手です。

これらすべてを小売業として分類し、業種別平均を計算しています。
PER・PBRの比較をするときは、業務形態の近い企業同士を比較した方が良いでしょう。
ただし、今般の社会情勢などから節約志向が高まっており、赤字となっているジュエリー業も多く、単純比較は難しい状況です

PER・PBRの考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

なお、過去1年の株価変動は次のとおりです。

画像出典:Trading View

2020年の年初来高値は1月9日の2,629円です。
3月に株価が大きく下落し、2020年の年初来安値は3月13日の2,031円でした。
その後も株価は元の水準には達していない状況です。

株価変動に影響を与えたと思われるようなニュースは次のとおりです。

  • 7月8日、第1四半期決算、通期業績予想、配当予想、自己株式処分などを発表。1円の増配予想。
  • 10月12日、第2四半期決算を発表。アパレル事業が想定以上に好調に推移。
  • 1月6日、第3四半期決算を発表。

7月に1円の増配見込みであることなどを発表し、達成されれば10期連続増配となります
10月には、当初の業績予想よりも事業が好調に推移していることがわかりました。
これらの発表は好印象を受けて、株価上昇につながりました。

株主優待

画像出典:Pixabay

4℃には、株主優待があります!
保有期間は関係なく、毎年2月末に株を保有していることで、優待を受けることができます。
保有株式数ごとの株主優待は次のとおりです。

100株以上
(※)
・2,000円相当の自社商品
・2,000円分の株主ご優待券
・1,000円分の日本水フォーラムへの寄付
500株以上
(※)
・5,000円相当の自社商品
・5,000円分の株主ご優待券
・3,000円分の日本水フォーラムへの寄付
1,000株以上
(※)
・8,000円相当の自社商品
・8,000円分の株主ご優待券
・5,000円分の日本水フォーラムへの寄付
3,000株以上
(※)
・12,000円相当の自社商品
・12,000円分の株主ご優待券
・8,000円分の日本水フォーラムへの寄付
5,000株以上
(※)
・15,000円相当の自社商品
・15,000円分の株主ご優待券
・10,000円分の日本水フォーラムへの寄付
※優待は、いずれか一つの選択となります。

配当金、配当性向

配当性向とは、当期純利益のうちどれだけを配当金として株主に還元するかをパーセンテージで表したものです。
ちなみに、優待券は配当性向には含まれません。

配当性向が高すぎる企業は今後の経営に不安が残りますし、安定した経営をしているのに配当性向が低い企業は投資家から避けられてしまいます。
一般的に配当性向は30%前後が目安とされています。

4℃の配当金と配当性向の推移は、次のようになっています。

配当金配当性向
11年2月20円61.04%
12年2月21円29.32%
13年2月22円22.02%
14年2月30円21.42%
15年2月32円26.5%
16年2月40円22.83%
17年2月50円24.06%
18年2月65円28.65%
19年2月75円75.86%
20年2月80円70.59%
21年2月(予想)81円87.34%

4℃は9期連続増配を達成しています。
7月に発表された今期の配当予想は1円の増配で、10期連続増配を達成する見込みとなっています。
配当性向がかなり高くなっているので、来期以降思うように売上が回復しなければ、ゆくゆくは減配や無配となるリスクがあります

売上高・経常利益の推移

4℃の売上高と経常利益の推移は次のようになっています。

※左軸:売上高、右軸:経常利益

16.2期までは綺麗な右肩上がりでしたが、消費税引き上げによる節約志向の高まり、自然災害による消費者マインドの低下などが起因し、売上がやや下降し続けている状況です
また、緊急事態宣言発出による大規模休業などが影響し、21.2期は大きな減益となる見込みです。

来期以降、社会情勢が好転するかはわかりませんが、何とか売上を回復していきたいところです。


キャッシュ・フローの推移

キャッシュ・フローは、現金の動きを表したものです。
4℃のキャッシュ・フローの推移は次のとおりです。

※単位は百万円

本業のお金の動きを表す、営業CFが常にプラスで推移していて素晴らしいですね
また現金等も、概ね右肩上がりに増加しています。
これだけでも、現状資金繰りに困ることがなく、当面倒産の心配はないということがわかります。

19.2期に投資CFがプラスとなっていますが、投資有価証券の償還による収入などがあったためです。
同じく19.2期に財務CFが大きなマイナスとなっていますが、自己株式取得を行ったことなどが原因で、特に心配する必要はありません。

それぞれのキャッシュ・フローの意味を簡単に説明すると、次のようになります。

営業活動によるキャッシュ・フロー(営業CF)

本業における資金の動き

  • 税引前当期純利益
  • 減価償却費 など
投資活動によるキャッシュ・フロー(投資CF)

設備投資など、将来に向けたキャッシュ・フロー

  • 定期預金の増減
  • 固定資産の取得・売却
  • 有価証券の取得・売却 など
財務活動によるキャッシュ・フロー(財務CF)

資金調達活動によるキャッシュ・フロー

  • 短期借入による増減
  • 長期借入による収入、借入金返済による支出
  • 株主への配当金の支払い など
現金及び現金同等物
  • 現金(紙幣・硬貨)
  • 普通預金・当座預金
  • 預入期間が3か月以内の定期預金 など
フリーキャッシュ・フロー(フリーCF)

自由に使えるお金という意味。
「営業CF」と「投資CF」を足すことで求められる。

4℃の第3四半期決算内容

2021年1月6日に、4℃の第3四半期決算が公表されました。
連結経常利益の、第3四半期累計(2020年3月1日から2020年11月30日)は、約22億円でした。
これは、前年同期比32.8%減となっています。

第3四半期累計のセグメント利益は約21億円で、前年同期比32.1%減です。
セグメント別の増減は次のとおりです。

セグメント前年同期比
ジュエリー△49.21%
アパレル+21.27%

ジュエリー事業は、3月下旬から5月末にかけての大規模な休業や時間短縮営業などが減益に繋がりました。

アパレル事業は、アスティグループの経費削減努力などにより営業利益が前年同期比を上回る結果となりました。
また、デイリーファッション「パレット」では、生活関連商材の売れ行きが好調に推移し、売上高・営業利益ともに過去最高を更新しました

4℃ホールディングス(8008)を徹底分析! まとめ

ここまで、4℃ホールディングスについて事業概要や株価について徹底分析してきました。
重要なポイントをまとめると、次のとおりです。

  • 4℃は株主優待が充実しているほか、9期連続増配を達成している。
  • 4℃の売上高は近年やや右肩下がり。今期はアパレルの「パレット」が好調で、過去最高益を達成。
  • 4℃のキャッシュフローは素晴らしい内容で、特に問題はない。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
日本株の買い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

まみこでした。

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