バルカー<7995>が22.3期1Q決算を発表!【機能樹脂黒字化!前年同期から増益を達成】

ペン太

バルカーは、最近どうなの?

まみこ

7月28日に、第1四半期決算が発表されたよ!

この記事はこんな方にオススメ
  • 日本株を買いたいけど、なにを買ったらいいかわからない
  • バルカーがどんな銘柄か知りたい
  • バルカーの最新の業績を知りたい

この記事では、2021年7月28日に発表されたバルカーの第1四半期決算の内容についてご紹介します。
過去の業績や財務指標については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

この記事を書いているのはこんな人

まみこGX(@mamicoooGX)

目次

バルカー(7995)の事業概要

画像出典:Pixabay

ここからは、バルカーが行っている事業について解説していきます。

バルカーの会社概要

株式会社バルカー(英: VALQUA, LTD.)は、東京都品川区に本社を置く産業用のふっ素樹脂や高機能ゴムなど素材製品のメーカーである。工業用パッキン、ガスケット等のシール材大手。

Wikipedia(バルカー)から引用

配管のつなぎ目の気体や液体の漏れを防ぐ、「シール材」を扱う大手企業です。
ほかに、機能樹脂製品などを扱っています。

シール製品事業

バルカーのコア事業(中核事業)です
半導体製造装置、プラント、産業機械などに使うシール材を扱っています。

「先端産業市場向け高機能シール製品」に力を入れており、19.3期に国内や韓国の工場設備を増強しています。
中期経営計画では、米国でのシェアアップや、中国拠点の本格稼働などを目指しています。

機能樹脂製品事業

シール製品以外にも、機能樹脂製品を始めとした、各種素材の開発・販売を行っています。

先端産業・プラント市場向けの機能樹脂製品(特殊タンク)を、中期経営計画の戦略製品の一つとしています。
米国・中国・台湾での需要拡大に対応していくとしています。

シリコンウエハーリサイクル事業他

シリコンウエハーは、パソコンなどのCPUやメモリー、ICチップ、太陽光電池、車などさまざまなものに使われている、シリコンから作られた部品です。
使用済みとなったテストウェハーや、リジェクト(不合格)扱いになったウェハーを再生加工しています。



バルカー(7995)が第1四半期決算を発表!

画像出典:Unsplash

2021年7月28日に、バルカーの第1四半期決算が発表されましたので、その内容を解説していきます。
なお、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いいたします。

株価指標と配当利回り

バルカーの株価指標と配当利回りは次のとおりです。

株価2,077円(△13円)
年間配当100円(+0円)
配当利回り4.81%(+0.03%)
発行株式数18,688,733株
時価総額38,816百万円
(△243百万円)
22.3期予想利益2,600百万円
21.3期純資産 35,646百万円
PER14.92倍
PBR1.09倍
※2021年8月20日終値時点(増減記載は同年5月21日との比較)

株価は、前回記事をアップした際の2021年5月21日終値よりも、13円値下がりしています。

バルカーは東証33業種では、「化学」に分類されています。
2021年7月の業種別平均では、化学はPERが28.9倍、PBRが1.7倍となっています。

同業種他社とPER・PBRを比較します

銘柄予想PERPBR
バルカー(7995)14.92倍1.09倍
ニフコ(7988)15.83倍1.88倍
エフピコ(7947)27.06倍2.80倍
藤森工業(7917)11.46倍1.11倍
JSP(7942)13.60倍0.56倍
東リ(7971)14.23倍0.37倍
※2021年8月20日終値時点

いずれも、化学製品の製造開発などを行っていて、樹脂系の製品が多いことに特徴があります。
競合他社や業種別平均と比較した結果、次のように判断できます

バルカーの現在の株価は、PER・PBRいずれも妥当な水準にあります。

過去3ヶ月の株価変動は次のとおりです。

画像出典:Trading View

青いチャートがバルカー、オレンジのチャートは日経平均株価を表しています。

過去3ヶ月では、日経平均株価が下降を続ける一方で、バルカーはおおよそ横ばいに推移しています
株価変動に影響を与えたと思われるようなニュースは次のとおりです。

  • 5月17日、21.3期通期決算を発表。減収減益となった。
  • 同日、21.3期の配当金について、期末は直近の配当予想よりも5円増配、通期では5円の減配となった。
  • 6月23日、譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分を行うことを発表。
  • 7月21日、譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分の完了を発表。
  • 7月28日、22.3期第1四半期決算を発表。

株主優待

画像出典:Pixabay

バルカーには、株主優待がありません。

第1四半期決算の概要

2021年7月28日に、バルカーの2022年3月期の第1四半期決算が公表されました。
連結経常利益は、約12億円でした。
これは前年同期比で33.5%増益となっています。

セグメント別の損益および増減は次のとおりです。

スクロールできます
セグメント利益(円)増減
シール製品10.2億△9.11%
機能樹脂製品1.7億前期赤字、
今期黒字
シリコンウエハーリサイクル他△0.4億前期赤字、
今期赤字
11.5億+31.8%

シール製品は、半導体製造装置などの先端産業市場向けの拡大などにより増収となったものの、国内販売体制の見直しにかかる費用の発生などによって減益となっています
機能樹脂製品は、航空機向けの販売などが伸び悩んだものの、半導体製造装置向けなどの需要回復によって増収し、黒字化を達成しました。

譲渡制限付株式報酬としての自己株式処分

画像出典:Pixabay

2016年度の税制改正を機に、役員報酬として、自社株を「譲渡制限付株式」として渡すケースが増えています。
そもそも役員報酬については、固定給ではなく、「インセンティブ報酬」つまり業績連動型の報酬を支払う会社が増えています。

譲渡制限付株式報酬は、インセンティブ報酬の一例です。
その名の通り譲渡制限付株式は、一定期間株式を譲渡することができませんので、株価の値上がりや配当収入を期待するしかありません。
役員がもらった株式は「自社株」なので、株価を上げたり、配当収入を増やすために、役員自身のモチベーションアップにつながります
また、役員が自社株を保有することで、株主目線での経営を促すことができます。

今回のバルカーの自己株式処分に関して、2021年6月23日に次のとおり発表されています。

処分期日2021年7月21日
処分する株式数37,700株
処分価額2,130円/1株
処分価額の総額80,301,000円
処分予定先取締役4名 21,000株
執行役員14名 16,700株
譲渡制限期間2021年7月21日~
2051年7月20日(30年間)

なお、2021年7月21日に、予定通り払い込みが完了したことが発表されています。


売上高、キャッシュフロー、配当推移など

バルカーの過去の売上高やキャッシュフロー、配当推移などは、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

バルカー(7955)が第1四半期決算を発表! まとめ

ペン太

最近のバルカーのことがなんとなくわかったよ。

まみこ

21.3期は減収減益だったけど、回復軌道に乗りつつあるね!

ここまで、バルカーの第1四半期決算の内容について解説してきました。
重要なポイントをまとめると、次のとおりです。

  • 日経平均が下降する中でも、バルカーの株価はおおよそ横ばいに推移している
  • バルカーは、機能樹脂製品の黒字化などにより、前年同期と比べて増益となっている。
  • バルカーは役員のインセンティブ報酬を積極採用し、モチベーションアップを図っている。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
日本株投資なら、1株から買うことができるSBIネオモバイル証券がオススメです。
その5つの理由について解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

まみこでした。

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