トヨタ自動車<7203>を徹底分析!【2020年世界販売台数首位!安定配当株】

ペン太

トヨタ自動車ってどんな銘柄なの?

まみこ

2020年世界販売台数1位の自動車大手だよ!

この記事はこんな方にオススメ
  • 日本株を買いたいけど、なにを買ったらいいかわからない
  • トヨタ自動車がどんな企業か知りたい
  • トヨタ自動車の業績が知りたい

2021年2月10日に第3四半期決算が発表された、トヨタ自動車を分析します。
この記事を読めば、さまざまな指標からトヨタ自動車に投資するかどうか判断することができます

この記事を書いているのはこんな人

まみこGX(@mamicoooGX)

目次

トヨタ自動車(7203)の事業概要

画像出典:Unsplash

ここからは、トヨタ自動車が行っている事業について解説していきます。

トヨタ自動車の会社概要

トヨタ自動車株式会社(トヨタじどうしゃ、英文社名:Toyota Motor Corporation)は、日本の大手自動車メーカーである。

Wikipedia(トヨタ自動車)から引用

トヨタグループ全体の車両世界販売台数が、2019年は2位、2020年は1位を獲得するなど、世界に誇れる日本企業の一つです。
ダイハツ工業と日野自動車の親会社であり、SUBARUの筆頭株主でもあります。

トヨタ自動車の報告セグメントは、次のとおりです。

  1. 自動車
  2. 金融
  3. その他

順に解説していきます。

① 自動車

トヨタ自動車のメイン事業です。
トヨタやレクサスブランドのほかに、軽自動車がメインのダイハツ、トラックやバスで有名なHINOなどがグループ会社です。
また、各種自動車用部品などを製造する会社を多数トヨタグループに抱えています。

② 金融

自動車ローンやリース事業などを行っています。
トヨタファイナンシャルサービスが総括しています。

③ その他

トヨタホームが戸建住宅事業などを行っています。
また、2017年に子会社化したミサワホームとマンションを共同販売するなどしています。


トヨタ自動車(7203)の株価分析!

画像出典:Unsplash

ここからは、さまざまな指標からトヨタ自動車の株価を分析していきます。
なお、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いいたします。

株価指標と配当利回り

トヨタ自動車の株価指標と配当利回りは次のとおりです。

株価8,130円
年間配当225円
配当利回り2.76%
発行株式数3,262,997,492株
時価総額26,911,092百万円
予想当期利益1,532 十億円
予想PER15.82倍
PBR1.08倍
※2021年2月10日終値時点

現在の配当利回りは2.76%で、高配当銘柄ではありません

トヨタ自動車は、「輸送用機器」に該当します。
2021年1月の業種別平均は、PERは20.1倍、PBRは0.9倍となっています。
輸送用機器の大手他社とPER・PBRを比較します

銘柄PERPBR
トヨタ自動車(7203)15.82倍1.08倍
本田技研(7267)11.62倍0.67倍
日産自動車(7201)赤字0.70倍
デンソー(6902)46.83倍1.54倍
※2021年2月11日終値時点

本田技研や日産自動車は自動車大手、デンソーは自動車部品で国内最大手、世界第2位です。

競合他社や業種別平均と比較した結果、トヨタ自動車の現在の株価は、PER・PBRともにやや割高という結果になりました
PBRとPERの考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。



なお、過去1年の株価変動は次のとおりです。

画像出典:Trading View

過去1年では、2021年2月9日の8,110円が最高値で、2020年3月13日の5,771円が最安値となっています。
株価の乱高下が激しいですね。
現在は、3月の暴落前の株価を既に超えています。

株価変動に影響を与えたと思われるようなニュースは次のとおりです。

  • 11月6日、第2四半期決算、業績予想の上方修正を発表。
  • 同日、中間配当を発表。普通配当は維持の100円、特別配当5円。
  • 12月3日、役員人事および組織改正を発表。
  • 2月10日、第3四半期決算を発表

売上高、経常利益の推移

トヨタ自動車の売上高と経常利益の推移は次のようになっています。

※左軸:売上高、右軸:経常利益

順調に右肩上がりに推移したあとは、おおよそ横ばいに推移しています。
成熟企業の様相を呈していますね。

経常利益(円)=営業利益(円)+営業外利益(円)-営業外費用(円)

営業利益率の推移

営業利益とは、本業で稼いだ利益のことです。

日本株の営業利益率の平均は7%前後で、10%を超えれば良好と判断することができます。
近年のトヨタ自動車の営業利益率は8%前後を推移しており、平均より少し高い水準です

営業利益率(%)=営業利益(円)÷売上高(円)×100



キャッシュ・フローの推移

キャッシュ・フローは、現金の動きを表したものです。
トヨタ自動車のキャッシュ・フローの推移は次のとおりです。

※単位は百万円

常に営業CFが黒字で推移しており、素晴らしいですね。

投資CFは常に赤字ですが、財務CFは黒字の年と赤字の年があります
財務CFが黒字の場合は、営業で増えたお金に借入金も加えて、事業投資を行っています。
財務CFが赤字の場合は、営業CFで増えたお金で、事業投資のほか借入金の返済を行っており、最も理想的なキャッシュフローです

自己資本比率の推移

※連結自己資本比率

一般的に自己資本比率は、最低でも40%を超えていないと倒産リスクが高まります。
トヨタ自動車の自己資本比率は、35%から40%弱を推移しています。

自動車業界は、「自動運転」など大きな変革期を迎えています。
自己資本比率が高いに越したことはありませんが、より事業投資に資金を使っているとも言えます。

自己資本比率(%)=純資産(総資産-負債)÷総資産

ROE、ROAの推移

このグラフは、トヨタ自動車のROE(自己資本利益率)とROA(総資産利益率)の推移を表しています。
日本株のROE平均は6%から7%程度、ROA平均は3%程度です。

トヨタ自動車の利益率は、特に高い水準を推移しています。

ROE(%)=当期純利益(ドル)÷純資産(ドル)
ROA(%)=当期純利益(ドル)÷総資産(ドル)

株主優待

画像出典:Pixabay

トヨタ自動車には、株主優待はありません。

配当金、配当性向

トヨタ自動車の配当金と配当性向の推移は、次のようになっています。

配当金配当性向
11年3月50円34.57%
12年3月50円55.29%
13年3月90円19.75%
14年3月165円21.72%
15年3月200円25.53%
16年3月210円30.53%
17年3月210円34.85%
18年3月220円25.14%
19年3月220円34.25%
20年3月220円30.94%
21年3月(予想)未定

トヨタ自動車は連続増配でも高配当でもありませんが、減配はしていません。
配当性向についても30%前後を推移しており、トヨタ自動車の配当方針も30%を目安としています

21.3期の配当金について、期末配当は未定ですが、普通配当は100円で維持、そして特別配当として5円を加えています。
この特別配当について、この状況下でも支援をしてもらっている株主への感謝を込めて、というものだそうです。
仮に通期配当を225円としても、配当性向は33%程度です。

今後も安定的な配当を見込めそうです。

配当性向(%)=1株当たり配当金(円)÷EPS(円)

近年はおおよそ横ばいに推移しています。
増配企業ではありませんし、既に成熟企業ですので、最低限横ばいに推移していれば良いでしょう。

EPS(円)=当期純利益÷発行済み株式数

トヨタ自動車の第3四半期決算内容

2021年2月10日に、トヨタ自動車の第3四半期決算が公表されました。
第3四半期(2020年4月1日から2020年12月31日)連結経常利益は、約1兆8,699億円でした。
これは、前年同期比21.9%減となっています。

セグメント利益については、次のとおりです。

セグメント利益(円)増減
自動車8,126億△51.6%
金融1,523億△49.0%
その他243億△64.8%

また、第3四半期の車両の生産・販売台数をご紹介します。

第3四半期累計増減(%)
生産(国内)2,854千台△14.0%
生産(海外)2,478千台△26.5%
販売(国内)1,513千台△8.63%
販売(海外)3,925千台△24.5%

各セグメントで大きな減益となり、生産・販売台数も減っています。
ただし、第1四半期や第2四半期と比べると、いずれも回復傾向にあります
また、2020年の世界販売台数は5年ぶりに首位となりました!

トヨタ自動車(7203)を徹底分析! まとめ

ペン太

トヨタ自動車のことがなんとなくわかったよ。

まみこ

高配当ではないけど、安定的なインカムゲインが見込めそうだね。

ここまで、トヨタ自動車について事業概要や株価について徹底分析してきました。
重要なポイントをまとめると、次のとおりです。

  • トヨタ自動車は、自動車をメインに、金融事業や住宅事業を展開している
  • トヨタ自動車は減収減益見込みだが、生産・販売台数は回復傾向にある
  • トヨタ自動車の自己資本比率が少し低めなのが懸念。キャッシュフローは良好

最後まで読んでいただきありがとうございます。
日本株の買い方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

まみこでした。

スポンサーリンク
よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる