東京個別指導学院<4745>が21年2月期通期決算を発表!【オンライン授業によって利益回復傾向!】

ペン太

東京個別指導学院は、最近どうなの?

まみこ

4月12日に通期決算が発表されて、21日に一部数値の訂正が発表されたよ!

この記事はこんな方にオススメ
  • 日本株を買いたいけど、なにを買ったらいいかわからない
  • 東京個別指導学院がどんな銘柄か知りたい
  • 東京個別指導学院の最新の業績を知りたい

この記事では、2021年4月12日に発表された東京個別指導学院の通期決算の内容についてご紹介します。
4月21日には、一部数値の訂正が発表されたため、訂正後の決算内容で解説します
過去の業績や財務指標については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

この記事を書いているのはこんな人

まみこGX(@mamicoooGX)

目次

東京個別指導学院(4745)の事業概要

画像出典:Pixabay

ここからは、東京個別指導学院が行っている事業について解説していきます。

東京個別指導学院の会社概要

株式会社東京個別指導学院(とうきょうこべつしどうがくいん)は、東京個別指導学院・関西個別指導学院の名称の個別指導塾(261教室・生徒数3万5000名前後、全直営校)を東京・神奈川・埼玉・千葉・愛知・大阪・兵庫・京都・福岡に展開しているベネッセグループの株式会社。

Wikipedia(東京個別指導学院)より引用

東京個別指導学院の報告セグメントは、「個別指導塾事業」のみです。

個別指導塾事業

最大でも先生1・生徒2までの「完全個別指導」が特徴です
また2020年から「オンライン個別指導サービス」の提供を開始するなど、時代のニーズに沿った事業展開を行っています。


東京個別指導学院(4745)が通期決算を発表!

画像出典:Unsplash

2021年4月12日に、東京個別指導学院の通期決算が発表されましたので、その内容を解説していきます。
なお、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いいたします。

株価指標と配当利回り

東京個別指導学院の株価指標と配当利回りは次のとおりです。

スクロールできます
株価591円(△12円)
年間配当26.00円(±0円)
配当利回り4.40%(+0.09%)
発行株式数54,291,435株
時価総額32,086百万円
(△651百万円)
21.2期確定利益253百万円
22.2期予想利益1,413百万円
21.2期純資産8,429百万円
予想PER22.70倍
PBR3.81倍
※2021年4月23日終値時点(増減記載は同年1月18日との比較)

株価は、前回記事をアップした時の2021年1月18日終値よりも、12円値下がりしています。
大幅減益ながら、市場予想を上回る決算内容だったことで一時値上がりしましたが、その後の決算内容訂正や、緊急事態宣言発出の動きなどを受けて、現在は下落傾向にあります
決算内容訂正の詳細については後ほど詳しく解説します。

東京個別指導学院は東証33業種では、「サービス業」に分類されています。
2021年3月の業種別平均では、サービス業はPERが51.3倍、PBRが2.1倍となっています。

サービス業の内、学習塾などの事業を展開する他社と、PER・PBRを比較します。

銘柄PERPBR
東京個別指導学院(4745)22.70倍3.81倍
ナガセ(9733)18.04倍2.62倍
リソー教育(4714)27.13倍7.08倍
早稲田アカデミー(4718)41.56倍1.72倍
※2021年4月23日終値時点

競合他社や業種別平均と比較した結果、東京個別指導学院の現在の株価は、PERで見ると妥当、PBRで見るとやや割高な水準という結果になりました

過去3ヶ月の株価変動は次のとおりです。

画像出典:Trading View

青いチャートが東京個別指導学院、オレンジのチャートは日経平均株価を表しています。

日経平均株価と比例するような動きを見せますが、東京個別指導学院はサービス業である分、緊急事態宣言の影響などを強く受けました
3月5日に、東京などで発表されていた緊急事態宣言が21日まで延長することが決まり、株価が大きく下落する場面がありました。

株価変動に影響を与えたと思われるようなニュースは次のとおりです。

  • 3月5日、東京などへの緊急事態宣言について、同21日まで延長することを発表。
  • 4月12日、21.2期通期決算を発表。大幅減益ながら、会社予想・市場予想を大きく上回る好決算。
  • 同日、21.2期配当は前期比維持の「26円」、来期も同額とする予想を発表。
  • 4月21日、決算内容訂正を発表。取締役を対象とした賞与を支払わないことを決定したため、それに伴うもの。
  • 4月23日、同25日から東京などへ3回目の緊急事態宣言を発令することを決定。

株主優待

画像出典:Pixabay

東京個別指導学院には、株主優待があります!
毎年2月末時点で、100株以上を保有している株主が対象です
保有年数の制限はありません。

優待内容は、次のとおりです。

株主優待品カタログに掲載する優待品の中からご希望の1品を贈呈

なお2020年の優待品はお米、お菓子、ゼリー、今治タオル、図書カードなどがラインナップされていました。


通期決算の概要

2021年4月12日に、東京個別指導学院の2021年2月期の通期決算が公表されました。
また同21日に、決算内容の一部訂正が発表されました。

項目金額前期増減率
売上高19,142百万円△10.0%
営業利益613百万円△78.8%
経常利益647百万円△77.6%
当期利益253百万円△86.7%

売上高については、在籍生徒数の減少による授業料(売上高)の減収などがありました。
営業利益については、オンライン授業のため、PCやインフラ整備などの支出増によって減益となりました
また、講師への休業補償を「特別損失」に計上したことで、当期利益の減益につながりました。

東京個別指導学院の報告セグメントは、個別指導塾事業のみであり、セグメント利益等の記載は省略されています。
なお、授業料(売上高)の内訳が次のとおり公表されています

部門金額前年比増減
小学生 1,850,585千円△7.3%
中学生 6,471,887千円△16.4%
高校生10,514,832千円△6.5%
その他事業 304,826千円+13.0%
19,142,131千円△10.0%
※前期同期比を前年比増減に換算して掲載

緊急事態宣言の影響などによって、生徒数が一時大きく減少しましたが、オンライン授業などの体制が整ったことで、生徒数は前年同期比91.8%まで回復しています

取締役向けの業績連動賞与を不支給!決算内容を訂正

4月12日に東京個別指導学院の通期決算が発表されましたが、
同19日開催の取締役会において、前年度業績をもとに算定する取締役を対象とした業績連動賞与の不支給を決定しました
これに伴い、決算内容に影響する数値の訂正が発表されました。

ペン太

賞与ってボーナスのことだよね?

まみこ

そうだね。厳しい経営環境による業績悪化を受けて、取締役たちが身を切った形だね。

具体的に、決算書のどこに影響する?

損益計算書のうち、販売費及び一般管理費の中に、「役員賞与引当金繰入額」という項目があります。
21.2期の業績をもとに算出した、18,420百万円を計上する予定でしたが、この繰入額を0円に訂正しました。
これに伴って、営業利益、経常利益、当期利益が増額します

また、貸借対照表の純資産の部「利益剰余金」から、負債の部「役員賞与引当金」に振り替える予定だった18,420百万円について、振り替えないこととしています。
つまり、負債が減って、純資産が増加するということになります

自己資本比率は依然高く、倒産リスクは低い

東京個別指導学院の、21.2期決算時点の財政状態は次のとおりです。

総資産11,687,475千円
負債3,239,903千円
純資産8,447,571千円
自己資本比率72.2%

自己資本比率は40%を下回ると、倒産リスクを懸念しなくてはなりません。
東京個別指導学院の自己資本比率は70%を超えており、非常に安心できる水準です
なお、東京個別指導学院の負債は「買掛金」や「未払金」が大半で、銀行などからの融資は受けていないことが特徴です。


大きな設備投資で、投資CFの赤字が増加

東京個別指導学院の、21.2期キャッシュフローは次のとおりです。

営業CF236,920千円
投資CF△1,015,331千円
財務CF△1,411,811千円
△2,190,852千円
※計は、現金および現金同等物の増減額

本業による現金の増減を表す営業CFは、前期比で大きく減りましたが、黒字をキープしています。
投資CFは、オンライン授業などのための設備投資により、無形固定資産取得による支出が約3倍に増加しています
財務CFは、配当金の支払いのみですので、前期比とほぼ同額です。

現金などの残高を減らすこととなりましたが、当面問題はないでしょう。
21.2期は営業CFが減ってしまいましたが、投資CFの効果が次期以降に表れて、営業CFを再び伸ばしてほしいところですね

売上高、キャッシュフロー、配当推移など

東京個別指導学院の過去の売上高やキャッシュフロー、配当推移などは、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

東京個別指導学院(4745)が通期決算を発表! まとめ

ペン太

最近の東京個別指導学院のことがなんとなくわかったよ。

まみこ

オンライン授業などの体制が整ったことで、少しずつ売上・利益が回復傾向にあるね!

ここまで、東京個別指導学院の通期決算の内容について解説してきました。
重要なポイントをまとめると、次のとおりです。

  • 東京個別指導学院の株価は、緊急事態宣言の影響もあって下落傾向。ただし、割安感はない。
  • 21.2期は大幅減益も、オンライン授業などの体制が整い、回復傾向にある。
  • 22.2期は20.2期並みまで利益が回復していく見込み。配当金も一貫して26円をキープ。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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その5つの理由について解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

まみこでした。

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