ダイドーグループHD<2590>が21.1期通期決算を発表!【営業利益9割増!次期が正念場】

ペン太

この前紹介したダイドーグループHDは、最近どうなの?

まみこ

3月4日に、通期決算が発表されたよ!

この記事はこんな方にオススメ
  • 日本株を買いたいけど、なにを買ったらいいかわからない
  • ダイドーグループHDがどんな銘柄か知りたい
  • ダイドーグループHDの最新の業績を知りたい

この記事では、2021年3月4日に発表されたダイドーグループHDの2021年1月期通期決算の内容についてご紹介します。
過去の業績や財務指標については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

この記事を書いているのはこんな人

まみこGX(@mamicoooGX)

目次

ダイドーグループHD(2590)の事業概要

画像出典:Pexels

ここからは、ダイドーグループHDが行っている事業について解説していきます。

ダイドーグループHDの会社概要

ダイドーグループホールディングス株式会社は、大阪府大阪市北区に本社を置く、ダイドーグループの持株会社である。

Wikipedia(ダイドーグループホールディングス)から引用

持株会社とは、他社を支配することを目的に、株式を多数保有することを事業としている会社です。
ホールディングカンパニーとも呼ばれます。

国内飲料事業

ダイドーグループHDの中核事業です
子会社のダイドードリンコ株式会社が担います。
コーヒー飲料を中心に、自販機販売が主な販路です。

海外飲料事業

中国・ロシアに子会社を設置し、日本で製造したDyDoブランドの商品を輸入し、現地のスーパー、コンビニ、自販機などで販売しています。
また、今後人口増加が見込まれるトルコの飲料市場拡大を狙い、現地で既に製造・販売を行っている企業へ出資するなどしています

医薬品関連事業

栄養ドリンクや美容ドリンクの受託製造に特化したビジネスを展開しています。
子会社の大同薬品工業株式会社が担います。

食品事業

フルーツゼリー市場トップシェアを誇る、株式会社たらみを子会社に持ちます。
高い知名度によって、グループ全体のブランド力向上に寄与しています。


ダイドーグループHD(2590)が通期決算を発表!

画像出典:Unsplash

2021年3月4日に、ダイドーグループHDの通期決算が発表されましたので、その内容を解説していきます。
なお、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものではありません。投資の判断は自己責任でお願いいたします。

株価指標と配当利回り

ダイドーグループHDの株価指標と配当利回りは次のとおりです。

株価5,320円(△40円)
年間配当60.00円(+0円)
配当利回り1.12%(+0.01%)
発行株式数16,568,500株
時価総額1,472,069百万円
確定当期利益3,204百万円
(+704百万円)
PER33.20倍(△0.25倍)
PBR0.99倍(△0.01倍)
※2021年3月5日終値時点(増減記載は前年12月30日との比較)

株価は、前回記事をアップした際の2020年12月30日終値から40円(△0.74%)値下がりしました。

当期利益は、コンセンサス予想を上回る数字となりました!
しかし、株価が下降しているため、PERは下がる形となりました。

2021年2月の「食料品」業種別平均では、PERは21.5倍、PBRは1.6倍となっています。
食料品の大手他社とPER・PBRを比較します。

銘柄予想PERPBR
ダイドーグループHD(2590)33.20倍0.99倍
アサヒグループHD(2502)15.90倍1.59倍
キリンHD(2503)17.07倍2.09倍
日本ハム(2282)18.44倍1.19倍
雪印メグミルク(2270)11.41倍0.83倍
※2021年3月5日終値時点

アサヒグループHDやキリンHDは、自動販売機などで清涼飲料水を販売している、ダイドーグループHDに近い業務形態です。
日本ハムや雪印メグミルクは、飲料水よりは食料品がメインの企業です。

ダイドーグループHDを除いて、いずれもPER・PBRは近い水準にあります。
ダイドーグループHDの現在の株価は、PERではかなり割高、PBRでは割安という結果になりました

PER・PBRの考え方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。


過去3ヶ月の株価変動は次のとおりです。

画像出典:Trading View

過去3ヶ月では、2021年1月14日と2月26日に記録した5,060円が最安値で、前年12月14日の5,880円が最高値となっています。
年明け以降、日経平均が値上がりする一方で、ダイドーグループHDの株価は大きく下落しています。

適時開示などを見ても、株価下落の直接的な原因はわかりません。
PERがかなり高いということは、当期利益の割に、市場の期待値が高すぎる状態です。
高配当株ではないので、好決算による一時的な株価高騰の利益を確定する動きが見られたのかもしれません。

株価変動に影響を与えたと思われるようなニュースは次のとおりです。

  • 11月26日、第3四半期決算を発表。
  • 同日、通期業績予想について、売上高は下方修正、利益ベースでは上方修正を発表。
  • 12月3日、鬼滅の刃とのコラボ商品が好調につき、販売計画を1,500万本上乗せすると発表。
  • 1月15日、ダイドーグループの従業員に対し、特別感謝金を支給することを発表。
  • 2月15日、通期業績予想の上方修正を発表。
  • 3月4日、通期決算を発表。
まみこ

「鬼滅缶」が爆売れして、通期業績予想を2度も上方修正したよ!

ペン太

鬼滅缶は、僕もたくさん買ったんだ。コーヒー飲めないけど。

株主優待

画像出典:Pixabay

ダイドーグループHDには、株主優待があります!

① グループ商品の優待価格販売

ダイドーグループの商品を、優待価格で購入することができます。
対象株主は、次のとおりです。

毎年1月20日・7月20日現在の株主(保有年数の制限はなし)

つまり、1株でも持っていれば優待価格でダイドーグループ商品を購入できるということです。

② 6,000円相当の株主優待品

6,000円相当の株主優待品をもらうことができます。
対象株主と贈呈時期は、次のとおりです。

対象株主毎年1月20日現在で1単元(100株)以上の株式を半年以上継続して保有
贈呈時期4月中旬

半年以上継続して保有していることの定義は、次のとおりです。

③ 記念品(長期保有)

5年以上継続して100株以上保有した株主には、記念品が贈呈されます。

通期決算の概要

2021年3月4日に、ダイドーグループHDの2021年1月期通期決算が公表されました。
連結経常利益は、約57億円でした。
これは、対前年比で+100.5%となっています

セグメント別の利益および増減は次のとおりです。

セグメント利益(円)対前年比
国内飲料事業71億+80.1%
海外飲料事業△1.75億前期赤字、
今期赤字
医薬品関連事業△4.25億前期黒字、
今期赤字
食品事業9.46億+103.8%

国内飲料では、鬼滅の刃とコラボしたコーヒー飲料のほか、健康志向の高まりにより、「ロコモプロ」を中心とした通信販売のサプリメントが大きく売り上げを伸ばしました。

食品事業では、子会社のたらみがフルーツゼリー市場でトップシェアを誇ります。
コンビニでの販売が減少したものの、量販店では堅調に推移しました。
堅調な販売実績と、コスト削減努力により、大きな増益を達成しました




ダイドーファーマがライセンス契約

画像出典:Pixabay

連結子会社であるダイドーファーマが、セルジェンテックとの間で、LCAT遺伝子導入ヒト脂肪細胞医薬品について、日本における共同開発・共同販売を独占的に実施するライセンス契約を締結したと発表しました

ダイドーグループHDは、ヘルスケア領域を新たな成長領域に位置付けていて、そのうち国内患者が5万人未満の難病である「希少疾病」にかかる医薬品に着目して、ダイドーファーマを2019年1月に設立しました。

セルジェンテックは、2003年に設立されたバイオベンチャー企業です。

従業員向けに「特別感謝金」を支給

画像出典:Unsplash

連結子会社であるダイドードリンコは、2021年1月15日、従業員向けに「特別感謝金」を支給することを発表しました。
グループのコア事業である自販機ビジネスにおいて、従業員が一丸となって、感染予防対策を徹底しつつ、安定供給に努めています。

自販機の新規設置や引上げ抑止の営業活動により、設置台数は増加傾向を維持しています。
厳しい環境下における従業員の努力と成果を労うため、特別感謝金を支給することを決定しました


対象者
・ダイドードリンコ
・ダイドービバレッジサービス
・ダイドービジネスサービス
に所属する全従業員 約2,400名
(取締役、見習社員、派遣社員を除く)
支給金額一律5万円
(勤続1年未満の場合は3万円)
支給日2021年3月26日
(支給日に在籍していることが条件)
まみこ

厳しい状況でも、たくさんの人の努力によって、増益を達成したんだということが伝わってくるね。

ペン太

大きな金額じゃないかもしれないけど、会社の気持ちが嬉しいよね。

22.1期は増収減益見込み

画像出典:Pixabay

ダイドーグループHDは、22.1期の業績予想について次のとおり発表しています。

百万円前年比
売上高164,500+4.0%
営業利益4,200△25.0%
経常利益4,300△24.9%
当期利益2,600△18.9%

先行き不透明であるものの、経営環境は緩やかに回復すると予想しています。
売上高は、国内飲料事業が堅調に推移することで、増収を確保すると予想しています。
利益面では、自販機網の拡充などにより費用が増加するほか、ヘルスケア分野での成長戦略にかかる予算設定により減益見込みとしています。

業績は上向きに推移するものの、事業拡大のための費用を見込んで減益と予想した、ということですね

また22.1期も、配当金は据え置きの60円となる見込みです。
EPSは166.46円、配当性向は36.0%です
ダイドーグループHDは安定配当を掲げており、配当性向に関係なく、配当金60円を維持しています。

売上高、キャッシュフロー、配当推移など

ダイドーグループHDの過去の売上高やキャッシュフロー、配当推移などは、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

ダイドーグループHD(2590)が21.1期通期決算を発表! まとめ

ペン太

最近のダイドーグループHDのことがなんとなくわかったよ。

まみこ

21.1期は市場予想を上回る好決算だったね!近年は売上が下降気味だったから、この勢いに乗ってほしいね。

ここまで、ダイドーグループHDの21.1期通期決算内容について解説してきました。
重要なポイントをまとめると、次のとおりです。

  • ダイドーグループHDは、国内飲料事業などが堅調に推移し、大きく増益することに成功。
  • ダイドーグループHDの22.1期は増収減益見込み。このまま回復軌道に乗れるか、22.1期が正念場。
  • ダイドーグループHDの株価は下落中。市場の期待が高まりすぎていたので、調整局面か。

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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その5つの理由について解説しています。
ぜひ併せてご覧ください。

まみこでした。

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